渇望
2007 / 11 / 03 ( Sat )

したいことを箇条書きにしたら
なんだかもうそれだけでお腹いっぱいな気分。
しなきゃいけないことを考え出したら
やる前から気分が悪くなった。
輝くような黄金の季節
紺碧の空の下で
寝転んだまま目を閉じている
やわらかな暖かい陽の光に包まれて
さわやかな風が額や頬を撫でながら流れ去っていく
奇跡のなかにいるようなままで
何かを見るためではなく目をあける
するとつぎからつぎへと降ってくる何かが目に映る
もうすぐ眠りにつこうとする太陽の熟しておいしそうな朱や
山吹色に燃え立つ黄
まだ夏を憶えているような緑さえも
はるか遠い梢から舞いおりて降り積もる
土の匂いに包まれたと思ったら
香ばしい枯葉の匂い
そうかと思えば
この流れさる一瞬の季節をぎゅっと閉じ込めたような風に吹かれ
あまりの素晴らしさに目を開けてられなくなって目をとじる
でも
すぐにまた虚ろに眩しいものを見るように目をあける
するとまた
どこまでも高く深い青さに
まるで体ごと吸い込まれてしまいそうになりながら
勇気をもって見続けるわたしに
落ち葉は舞い降りてくる
そんな信じられないほどの美しさを
永遠に続けばいいと思いながら
ひと時で終わってしまう儚さゆえの奇跡を本当は知ってる
「したいこと」や「ほしいもの」ってむかしとなにも変わってない。

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