
もはや秋ではなく冬なんだなぁと思うようなこの寒さ。
ゆうべは終電で帰ってきたのだが
あまりの寒さに何故か笑いがこみ上げてきて
深夜に自転車を走らせながら笑っているかなり危ない人だったと思う。
むかし
友人と初めて電車に乗って買い物に出かけたときのことを思い出した。
はじめて自分で切符を買って、
車両に乗り込むときドキドキしながら伸ばした足の感覚も憶えている。
はじめて自分たちだけで少し遠いところへ行く緊張と心ときめく感じ。
すこし大人になったようなうれしさ。
すてきな1日を過ごし、
事件はその帰り道に起こった。
来た時と同じように電車で帰ろうと、電車に乗った。
そしてしばらく電車に揺られながらフと友人が言った。
「・・・・ねぇ これって反対方向じゃない??」
降ろしてといっても止まってくれようもない電車の中で
私たちは慌てふためき考えなしにつぎの駅で降りた。
日も暮れて真っ暗
ここがどこが分からない(←パニックなだけ)
単線で田舎なので次に電車が来るのは1時間は待つ
無人駅で人がいない
その頃携帯なんてもちろん無い
寒い(←気がした)
天国から地獄とはまさにこの事だというような心境だった。
さっきまで目に映るものは何でも楽しかったのに
一気にすべてが悲しく怖くなり泣き出したくなった。
もうお母さんに逢えないとさえ思ったくらいだ。
そしてソレは突然やってきた。
「笑い」だ。
絶望のどん底にいながらあまりにも怖すぎて可笑しくなったのだ。
お腹を抱えて突然笑い始めた私を見て
友人は「こいつは一体なにを考えてるんだ」
という軽蔑の眼差しを向けながら本気で怒っていた。
とにかく公衆電話のありそうなところまで歩き始め
結局親に車で迎えに来てもらった。
迎えが来るまでわたしは笑い続けていた。
しゃがみこんで涙を流しながら笑い続ける私のことを友人は
気がふれたのだと思ったらしい。当たり前だ。
笑いの要素の欠片も無いときでも
究極になると「笑い」となるのはなんとも興味深い・・・笑
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