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うっかりその悲しい思考に囚われて

この自我を保っている

この狂気の波動を真正面から享けることこそ

何によっても証明されない存在の糧にするように・・・

己を支える杖は激しい怒りと悲しみ

背後に異物感を憶えて手を伸ばす

侵食が進むのを生々しく感じる

食道の辺りから込み上げるそれは

きっと素晴らしく醜くおぞましく美しいいきものだ

その姿を想像する

どんな色なのか

どんな容なのか

きっと死ぬまでこの眼で見ることは無い

それはこの体の中で飼い続けるわたしの永遠




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