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ここのところ逢いに行ってなかった人のところへ行った。
いかなかった、んではなく、いけなかったから。
頑張っているあの人に向き合えるほど今の自分はなっていない。
だからといってまっすぐな姿勢に耐えられるようになったかというとそうでもない。



一番必要なエネルギーは
その激しい消耗に見合うだけの摂取方法や場所が無い。
でも不思議なことに
その受け皿が干上がってひび割れそうになったときほど
たった一滴の水でも受け皿はその水が泉のように湧いて止まらない。


人と向き合うのはやさしさだとおもう。
誠意だとおもう。
だから向き合った時、その人の前で正直でありたい。
それなのに

弱い自分など見せたくない。
いつもそうやって「げんき」に逢いに行きたいのにできない自分がいる。



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ザネリは、
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」に出てくる。
ジョバンニをいつも苛めて、終いにはカンパネルラに命を救ってもらうどうしようも無いやつだ。

こう単純に説明した文章を自分で読んでみても
「なんでこんなヤツの名前をもらってしまったのか・・・;」
とおもわずにはいられないけど、
自分のなかにいるザネリが共鳴するのだからしょうがない。


ザネリはひとりではザネリのままだけど
固くくぐもった心のひだを解きほぐしてくれるひとがいる。
ひとは愛そのものだと思わせてくれる存在がある。

独りでは
今見ている世界はこんなに鮮やかじゃない。
こんなに美しい色彩で輝かせて見せてくれるのはその存在があるからだ。



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